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橋本真之論集成 工芸批評の時代

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橋本真之という稀有な造形家の作品と言葉は、 「工芸」 あるいは 「美術」 というカテゴリーを拡大する、 あるいは解消することを目論む書き手たちにとって、 理論上、 極めて重要な参照点であり続けてきた。本書は、一九八〇年代以降の芸術批評における重要なテーマのひとつ、 すなわち 「工芸」 と 「美術」 のカテゴリーを巡る一種の理論的闘争の生き生きとしたドキュメントになっている。 ( 「はしがき」 より一部抜粋 )

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※この商品は送料無料です。

[目次]

まえがき 渋谷 拓

第一章 「工芸的造形」とは何か
 金子賢治×橋本真之 青木 宏 奧野憲一 金子賢治 冨田康子 石﨑泰之 唐澤昌宏 

第二章 生成の原理を求めて
 笹山 央 寺門寿明 寺田 侑 北澤憲昭 奥野憲一 藤井 匡 梅津 元 稲賀繁美 渋谷 拓

第三章 「美術」と「工芸」の彼岸へ
 松永 康 北澤憲昭 藤嶋俊會 中村英樹 渋谷 拓

あとがき 藤井 匡

初出一覧
橋本真之略歴
編者・執筆者略歴

[橋本真之略歴]

一九四七年、埼玉県上尾市に書家・橋本梅屋の長男として生まれる。一九六六年に東京藝術大学美術学部工芸科入学、三年次に鍛金を専攻した。一九七〇年に東京藝術大学美術学部工芸科卒業、一九七二年同大学院鍛金専攻を中途退学。一九七八年一〇月二〇日、後に東京国立近代美術館工芸館(現・国立工芸館)が収蔵する《果樹園 ―果実の中の木もれ陽、木もれ陽の中の果実》の制作を開始。一九九〇年「作法の遊戯」(水戸芸術館)への出品を機に、その造形思考が注目される。一九九五年「第一六回現代日本彫刻展」で宇部市野外彫刻美術館賞・埼玉県立近代美術館賞受賞。翌年、埼玉県立近代美術館が《果実の中の木もれ陽》を収蔵、以後三回に渡り作品が増殖。一九九七年「第一七回現代日本彫刻展」で山口県立美術館賞受賞。二〇〇八年、東京国立近代美術館が代表作《果樹園》(一九七八―一九八八年)を収蔵。二〇一六年、批評・論考をまとめた『造形的自己変革 ―素材・身体・造形思考』(美学出版)を上梓。翌年、前年の埼玉県立近代美術館での公開制作(三回目の増殖)で平成二八年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。二〇一四―二〇一九年に金沢美術工芸大学大学院教授、二〇一九年より同客員名誉教授。

【主なパブリック・コレクションおよび公開作品】
宇部市野外彫刻美術館、大分県立美術館、国立工芸館、埼玉県立近代美術館、狭山市立博物館、東京藝術大学美術館、山口県立萩美術館(寄託)、和歌山県立近代美術館、ひかわ幼稚園(埼玉県上尾市)、緑隣館緑地(上尾市)

*橋本真之「展覧会歴」および「書誌」はこちらから
https://bigaku-shuppan.jp/pdf/hashimoto_cv2022.pdf
https://bigaku-shuppan.jp/pdf/hashimoto_bibliography2022.pdf

[編者・執筆者]

渋谷 拓 | 編者。一九七二年生。埼玉県立近代美術館主任学芸員などを経て、現在、金沢美術工芸大学准教授。専門は博物館学、近現代美術。

藤井 匡 | 編者。一九七〇年生。宇部市学芸員(現代日本彫刻展等を担当)などを経て、現在、東京造形大学教授。専門は美術批評、彫刻史。

金子賢治 | 一九四九年生。サントリー美術館学芸員、東京国立近代美術館工芸課長を経て、現在、茨城県陶芸美術館館長、茨城県立笠間陶芸大学校校長、とうしん美濃陶芸美術館館長。専門は工芸史、工芸理論。

今井陽子 | 一九六七年生。東京国立近代美術館研究員を経て、現在、国立工芸館主任研究員。専門は近現代の工芸史。

青木 宏 | 一九五三年生。元栃木県立美術館学芸課長。専門は工芸を軸とした近現代美術。

奥野憲一 | 一九五二―二〇〇八年。季刊『炎芸術』編集部、渋谷西武工芸画廊企画担当、季刊『グラス&アート』編集長を歴任。工芸批評で活躍。

冨田康子 | 一九六六年生。東京国立近代美術館客員研究員などを経て、現在、横須賀美術館学芸主査。専門は日本近現代美術史、近現代デザイン・工芸史。

石﨑泰之 | 一九六〇年生。山口県立萩美術館・浦上記念館学芸課長、同副館長を経て、現在、岐阜県現代陶芸美術館館長。専門は陶磁史、陶芸論。

唐澤昌宏 | 一九六四年生。愛知県陶磁美術館学芸員、東京国立近代美術館主任研究員、工芸課長を経て、現在、国立工芸館館長。専門は近現代工芸史。

笹山 央 | 一九五〇年生。一九七九年に季刊現代工芸評論誌『かたち』創刊。現在、ブログ「WABism事始め」「モノ・語り」およびウェブサイト「工芸評論かたち」主宰。専門は工芸批評。

寺門寿明 | 一九五五年生。水戸芸術館現代美術センター学芸員などを歴任。元水戸市立博物館館長。専門は日本近現代美術。

寺田 侑 | 一九四五年生。一九七〇年代以降、同人誌「絵画 芸術研究」「ニューミュージックマガジン」「アサヒグラフ」等で美術評論を発表。専門は芸術論。

北澤憲昭 | 一九五一年生。美術評論家、美術史家。「美術手帖」「朝日新聞」の展評で活躍。現在、女子美術大学名誉教授。専門は日本近現代美術史。

梅津 元 | 一九六六年生。音楽、映像、写真、美術等に関わる批評やキュレーションを手がける。一九九一年から二〇二一年まで埼玉県立近代美術館学芸員。

稲賀繁美 | 一九五七年生。国際日本文化研究センター副所長/教授などを経て、現在、京都精華大学特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は比較文学、文化交流史。

松永 康 | 一九五七年生。アートコーディネーター。埼玉県立近代美術館学芸員、さいたま国際芸術祭市民プロジェクト・キュレーターなどを歴任。専門は現代美術。

藤嶋俊會 | 一九四三年生。美術評論家。神奈川芸術文化財団学芸員として、神奈川県民ホール・ギャラリーで展覧会企画に長年従事。専門は現代美術、パブリック・アート。

中村英樹 | 一九四〇―二〇二一年。美術評論家。一九六〇年代後半から評論活動を始め、展覧会企画などを行う。二〇一一年まで名古屋造形大学教授。専門は近現代美術。

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