多摩美術大学美術学部工芸学科陶研究室【編】
A5判並製/292頁
本体2800円+税
ISBN978-4-902078-27-5
2011年10月刊行
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は送料無料です。
大学における陶(芸)教育の現在を検証し、芸術教育、美術教育・芸術教育、工芸教育のあり方を考察。陶による教育の可能性と意義に焦点をあて考える。
多摩美術大学陶プログラムで開催されたシンポジウム、東京藝術大学、京都市立芸術大学、武蔵野美術大学、愛知教育大学、九州産業大学など、陶(芸)教育を行なう10の大学が、カリキュラムから指導方針までを現状比較した共同研究会の記録ほか。
CONTENTS
はじめに
Ⅰ 陶エデュケーション
陶の教育、陶による教育
多摩美的陶教育の思想史
Ⅱ 多摩美のやきものって何?――シンポジウム「新しい工芸教育をめぐる総合研究」記録
第1回 多摩美の陶教育、こう考えて実践
第2回 工芸を取り巻く状況と、多摩美陶プログラムでのカリキュラム構成
総 括 これからの工芸とその教育について
Ⅲ リサーチ・大学の陶教育――共同研究「新しい陶教育をめぐる総合研究」記録
第1回 大阪芸術大学×京都市立芸術大学×東京藝術大学×多摩美術大学
第2回 愛知教育大学×金沢美術工芸大学×武蔵野美術大学×多摩美術大学
第3回 愛知県立芸術大学×沖縄県立芸術大学×九州産業大学×多摩美術大学
Ⅳ 芸術の教育、芸術による教育
鼎 談 北澤憲昭×井上雅之×尹 煕倉
トライアローグを終えて――工芸教育における不易と流行
資料編
あとがきにかえて